2019年3月3日日曜日

ソーシャルレンディング 2019年2月末時点での投資状況

1.ソーシャルレンディング各社への投資金額
2019年2月末時点でのソーシャルレンディング各社への投資状況は以下のとおりです。
カッコ内の赤字は遅延中の金額です。

・SBISL・・・7,708,506円
・maneo・・・2,524,121円(738,354円
・クラウドクレジット・・・535,710円(185,866円
・トラストレンディング・・・497,515円(198,920円
・LCレンディング・・・2,451,138円
・ガイアファンディング・・・714,094円(700,000円
・ポケットファンディング・・・658,373円
・クラウドバンク・・・2,003,050円
・スマートレンド・・・525,995円
・SAMURAI・・・800,000円

合計:17,788,502円



2.主な遅延中の案件
・maneo
①【不動産担保付き】1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】60号(案件1:C社、案件2:AN社) ・・・399,201円
②【不動産担保付き】1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】22号(案件1:C社、案件2:AN社) ・・・99,783円
→上記2案件は、ネットニュースでも取り上げられた、川崎の山奥にある廃病院を16億と評価して融資を実行した問題案件です。
担保評価は業者買取価格という客観性の乏しい評価方法で、任売でも買い手がついていない状況です。
ちなみに、当該案件は担保に1~6位の順位がついている珍しい案件です。
幸い僕は①は第1順位、②も第2順位ということで毀損は限定的であると考えています。
下位順位の方は残念ながら全損になりそうです。

・クラウドクレジット
①カメルーン中小企業者支援ファンド1号(為替ヘッジあり)・・・29,743円
②カメルーン中小企業者支援ファンド8号(為替ヘッジあり)・・・81,054円
③カメルーン中小企業者支援ファンド16号(為替ヘッジあり)・・・10,000円
④カメルーン農業者支援ファンド1号・・・10,000円
⑤カメルーン農業者支援ファンド3号・・・10,000円
→カメルーンがズラっと並びます。この遅延率の高さは異常です。
特に①、②については状況報告が全然なく、回収が進んでいるのかどうかも良く分かりません。
このまま未回収でクローズになりそうな気がしています。

・トラストレンディング
① Trust Lendingセレクトファンド120号・・・192,920円
事業実態のない詐欺ファンドです。全損覚悟です。

・ガイアファンディング
全案件期失中です。ただ、先月一部の案件について償還があったようです。
各ファンドの状況についても報告が来ており、返済の意思はあるように思えます。
なんとなく、半分くらいは帰ってくるような気もします。


3.今後の方針
maneoからは資金を順次引きあげています。
川崎案件のようなことがあったにもかかわらず、未だに「業者ヒアリング」とか「売却予定額」というわけの分からない担保評価していて呆れてしまいます。

そういえば、以前こんな質問をしたことがあります。

質問:
売却予定価格とは何でしょうか。
路線価、公示地価、固定資産税評価額等の客観性のある指標に基づいた評価額を算定しない理由をご教示願います。

回答:
本案件につきましては、
既に不動産事業者TTが対象物件を売却するための売買契約を締結しておりますため、
不動産売買契約書に記載されている売却価格を表記しております。
そのため評価額に関しましては、
売買契約締結後の算定は行っておりません。

担保評価って、債権が回収できない場合に、担保物件の売却によってどのくらい債権を回収することができるのかという観点で評価するものですよね。
債券が回収できなくなるような状況というと、当該売買契約がポシャるような状況が想定されます。
そうなった場合、売却予定だった先との当初の契約金額なんて全然アテにならないと思います。
不動産なんて結局相対取引ですし、売却先が変われば売却価額も大きく変わることが想定されますし・・・
であれば、客観性のある路線価ベースでの時価くらい、たいした手間もかからないのですから公表してほしいものです。
(たぶんあまりにも「売却予定額」と乖離がありすぎて公表できないんでしょうけど)

今後も引き続きSBISL、LCレンディング、SAMURAI等の上場企業系を中心に投資していきます。
本当はETFも買いたいのですが、ちょっと今の相場では手が出せないというのが正直なところです。
ソーシャルレンディングの短期案件を中心に運用して、相場が下落した段階で購入できればいいですね。
 

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