2018年11月23日金曜日

【悲報】ガイアファンディング全案件期失 被弾

●ガイアファンディングの全案件で期限の利益喪失!
3連休を目前に控えた昨日の夜10時過ぎ、マネオマーケットから衝撃のメールが届きました。
なんとガイアファンディングが運用中の全ファンドの返済及び利息の支払いがなく、期限の利益を喪失しましたと。
バッドニュースはいつも連休前の営業終了後と決まっています。


●衝撃のメール内容

以下引用です

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投資家の皆様へ

平素は、ガイアファンディングをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

このたび、2018年11月19日に元利金の未回収が発生いたしました。
また、全ファンドに於いて利息の支払いが無く期限の利益を喪失いたしました。
投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。

1.利息の支払いが遅延したファンドについて
〇ファンドの概要
対象ファンド数:138ファンド(ファンドID369~372を含む)
        利息:35,102,393円(ファンドID369~372の利息分を含む)
※3周年記念ローンファンド11号~13号(ファンドID531~533)をのぞく全案件

利息の遅延を認識して以降、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に対して、
借り手からの返済状況を含む資金の到達状況、遅延の原因、延滞解消の見込みに関する質問への回答を要請するなどにより情報収集を試みております。
しかしながら、ガイアファンディング社のファンドスキームについては、
現地の最終貸付先(計14社)への貸付けまでに3社(※)の法人を経由しており、今般の利息の支払いの遅延が最終貸付先からの返済の遅延なのか、
または、3社のいずれかの法人に資金が滞留しているのかについて、継続して確認をしている状況です。
引き続きmaneoマーケット社は、上記についての確認と共に、個別ファンドごとの状況についても、
具体的な償還及び分配の計画等に関する情報収集に努めて参ります。
※3社の法人とは、ガイアファンディング社の海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社を指します。
この米国関連会社を通じて現地の最終貸付先への貸付が行われます。


2.元金の返済及び利息の支払いが遅延したファンドについて
(1)ファンドの概要(2ファンド)
a.サンフランハウスコレクションファンド1号(ファンドID369)
ファンドID 369
ファンド名  サンフランハウスコレクションファンド1号
案件名   【事業者A社向け】サンフランシスコ 米国不動産事業資金ローンへの投資
      【事業者C社向け】 米国事業性資金支援ローンへの投資
貸付実行日  2018年2月5日
融資金額   36,200,000円
最終返済日  2018年11月19日
URL    https://www.gaiafunding.jp/apl/fund/detail?fund_id=369 
残高     36,200,000円

11月19日を最終返済日とする上記のファンドIDの元金及び利息の支払いがございませんでした。
従いまして、11月29日の分配日に投資家の皆様への分配は行われません。
本案件は現地不動産事業者が、5つの戸建て住宅を仕入れ、許可申請を取得した後、工事、販売までを一貫して行うプロジェクトであり、
販売期間の延長に伴う借り換え資金として募集をさせて頂きました。当初のファンド運用期間内での事業の遂行が実現せず、
結果として期日どおりの返済が行われませんでした。
現在、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社への質問、資料開示要請などにより、
現状の販売活動や回収活動の状況など、案件の現状に係る詳細情報の収集に努めている状況でございます。


b.「サンフランファミリーホームファンド1号~3号」(ファンドID370~372)
ファンドID  370~372
ファンド名   サンフランファミリーホームファンド1号~3号
案件名    【事業者B社向け】シリコンバレー 米国不動産事業資金ローンへの投資(第1次募集~第3次募集)
       【事業者C社向け】 米国事業性資金支援ローンへの投資(第1次募集~第3次募集)
貸付実行日  2018年2月5日
融資金額   59,100,000円
最終返済日  2018年11月19日
URL    https://www.gaiafunding.jp/apl/fund/detail?fund_id=370  他
残高     59,100,000円

11月19日を最終返済日とする上記のファンドIDの元金及び利息の支払いがございませんでした。
従いまして、11月29日の分配日に投資家の皆様への分配は行われません。
上記ファンドは、事業者B社から先の最終貸付先(以下、現地不動産事業者)の事業に対する融資案件となります。
本案件は現地不動産事業者が、戸建て住宅を仕入れ、工事申請許可を取得した後、
リノベーション工事、販売までを一貫して行うプロジェクトであり、販売期間の延長に伴う借り換え資金として募集をさせて頂きました。
当初のファンド運用期間内での事業の遂行が実現せず、結果として期日どおりの返済が行われませんでした。
現在、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社への質問、資料開示要請などにより、
現状の販売活動や回収活動の状況など、案件の現状に係る詳細情報の収集に努めている状況でございます。


3.今後の状況報告について
現在、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に対して、上記1および2のとおり、
販売活動や回収活動の進捗状況など、案件の現状について、引き続き回答および資料開示を要請するなどして詳細情報の収集に努めております。
投資家の皆様にお伝えできる確たる情報が得られた場合には、速やかに該当投資家の皆様にメールにてご報告いたします。
また、定期的に投資家の皆様にメールでのご報告をいたします。


4.その他
該当投資家の皆様の「MyPage」内の「運用予定表」には2018年11月26日以降は「期失」と表示されます。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、2018年11月26日以降は「期失」と表示されます。


投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、適時に状況をご報告いたします。

2018年11月22日
ガイアファンディング株式会社(営業者)
maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者)
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引用おわり


●不可解な点
・なぜ貸出先が分散されているにもかかわらず一斉に遅延となったのか
上記メールにあるとおり、最終貸付先の数は14社。
これらが同一のタイミングで資金ショートするとは考えにくいです。
したがって、最終貸付先までの間に入っている関係会社に何らかの事態が生じたと考えるのが自然です。
会社自体が吹き飛んだのか、資金を持ち逃げしたのか分かりませんが・・・
もしかすると運用実態がなく完全な詐欺であった可能性も少なからずあると思います
いずれにしても全損を覚悟しておいた方がよさそうです

・なぜ真鍋代取、倉石取締役が辞任したのか
まったく気が付いていなかったのですが、HPの代表者挨拶からケルビン氏以外の取締役が消えていました。
いずれこのような事態になることを知って、どこかのタイミングで辞めたのでしょうか。
辞めたから済むという問題ではありませんが・・・

・なぜ遅延が生じた原因を特定できないのか
簡単に報告できないような事態が生じているのではと邪推をしてしまいます。

・なぜ未だに3周年記念ローンファンドを募集しているのか
このような異常事態にもかかわらず、のうのうと既存ファンドの募集を行っているガイアファンディング及びマネオマーケットの誠実性のなさには驚きました。
金融庁の行政処分が下されるギリギリまで詐欺ファンドの募集を行っていたみんクレを彷彿させますね。


●所感
自分はガイアファンディングには70万円投資していました。
うん百万入れている投資家に比べれば大したことはありませんが、決して少なくない投資額です。
かなり痛いです。
今回の件を受けて、maneo及びそのファミリー(LC除く)からは完全撤退します。
得体の知れない運営母体に投資することの危険性を身をもって知りました。
公認会計士監査はもちろん、外部からの牽制がまったくないというのは非常にリスクが高いです。
金融庁はあてにならないですし。
だいたい上場もしていない従業員数名程度の零細企業が、何十億円もの金融商品を扱うこと自体がおかしいです。
どうせ内部統制もまったく整備されていないでしょうし、万に一つの確率で整備されていたとしてもワンマン社長の一声で無効化です。
運営母体は本体もしくは親会社が上場している、または上場会社が株主になっていることが最低ラインだと改めて認識しました。
もちろんmaneo一家(LC除く)はすべからく基準から外れます。
とりあえず、続報を待つしかないですね・・・

2018年11月4日日曜日

TATERU もうすぐ竣工です

1.近づく竣工日
早いもので、はじめてTATERUに不動産投資の話を聞きにいってから約9か月経ちました。
竣工日はもう今月の27日に迫っています。
思えばこれまでの間、かぼちゃの馬車事件やスルガ銀行の不正融資、TATERUのエビデンス改竄等、不動産業界の話題は尽きませんでしたね。
ここ最近は金融庁の指導もあり、金融機関の審査が厳しくなり、これまでのように融資を引き出せなくなっているようです。
出口が見えなくなってきた・・・

2.投資判断の振り返り
本当に投資してしまって良かったのか??
僕は正直、今回の投資はあまり良い決断ではなかったと思っています。
営業担当から事前に収支の長期シミュレーションを提示されましたが、重要な要素が結構抜けてるんですよね。
それはズバリ
①初期費用
②税金
③大規模修繕
これらの要素を加味、家賃下落によりストレスをかけるなどして僕が作り直したところ、やはりほとんどキャッシュは出ません。
ローン完済時点における累計キャッシュはもちろんマイナス。
とはいえ、最後は土地が残るので購入価額の半値くらいで売却できればまあ5~10Mくらいのプラスにはなるかなというレベルです。
会計士なのでこういうのはちょっと得意だったりします。

分かっていて、なんで投資したの?
・・・とりあえずやってみないと分からないので、不動産投資の勉強という意味が強いです。
実際に不動産投資をしながら勉強して、2棟目、3棟目と繋いでいきたいです^^;;;;

3.入居状況
入居募集を開始したのが約1ヶ月前の9月20日頃。
SUMOやHOMS等、有名どころの仲介ショップで幅広く募集がかかっています。
現時点で既に6部屋中2部屋が決まっています。
竣工前に決まるというのは結構優秀なのでは・・・?
(TATERUは初めての入居者が決まるまでは空室保証してくれるので、なんとなく損をした気分になります笑)
10月中旬頃に1部屋、下旬頃に1部屋が決まりました。
やっぱり最上階が人気ですね、3階は早くも埋まりました。
残りも早く決まってくれると今後も安心なのですが。
長期シミュレーションからもわかるのですが、やはりいかに空室を出さないかが最も重要ですね。
空室が出なければ(退去者が出なければ)、家賃下落も防げるし、原状回復費や広告費の発生も抑えられるのですから。
なので、入居者の満足度をいかに確保できるかが勝負ですね。
オーナーとして何かできることはないのかな・・・考えます。