2019年2月17日日曜日

確定申告書を作成しました

1.確定申告書完成!!
ようやく平成30年度分の確定申告書が完成しました。
不動産投資初年度ということもあり、少し時間はかかったものの、作業自体は苦痛ではありませんでした。
数年前、税理士法人で働いていたことを思い出しながら作りました(笑)
結果から言うと、約33万円の還付申告となりました。


2.各所得の内容
①給与所得(550万円)
サラリーマンであれば誰もがある所得。
税金のみならず、割に合わない高額の厚生年金の負担も強いられ、搾取され放題の所得。
働けば働くだけ損する所得。
30年度はあまり残業がなかったこともあり、給与収入(いわゆる年収)は約750万円となりました。
給与所得控除後で550万円。もっと控除ください。

②不動産所得(△190万円)
・収入
12月から入居開始で、家賃の支払日は翌年1月になることから、収入は「ゼロ」です。
・必要経費
必要経費は初年度ということもあり、大きく発生しました。
最も大きかったのが、オリックス銀行への融資事務手数料100万円(高い…)。
次に減価償却費70万円。
償却資産の減価償却はもちろん月割計算していますが、繰延資産(開業費)の償却をある程度行ったためこのような額となりました。
開業費の大部分は、土地取得にかかる司法書士報酬や租税公課と、つなぎ融資にかかるオリックス銀行の融資事務手数料です。
繰延資産の償却は任意とされていることから、いつ償却してもOKです。
なので、償却せずに翌年以降で所得が発生した際に償却して、所得を圧縮した方がオトクになる可能性もありした(今年は所得税率が10%のレンジなので)。
とはいえ、僕のシミュレーションだと、不動産所得が発生するのは建物の減価償却が終わる22年後です。
あれ、じゃあ今年全部償却した方がいいじゃん!
そのとおりなのですが、実はこれ以上償却してしまうと、ふるさと納税で控除できない部分が発生してしまうという事情がありました(完全にミスりました)。
それは気分的にどうしてもイヤなので、やむなくふるさと納税の控除限度額ぎりぎりとなるように繰延資産を調整償却しました。
結果、不動産所得は△190万円となりました。

③雑所得(50万円)
50万円程度。
すべてソーシャルレンディングからの分配金です。
少ないと思われるでしょうが、実はいろいろな事情があり、SBIソーシャルレンディングへの投資は、僕から妻に資金を貸し付けて、妻が投資をしているためです。
もちろん、その分はちゃんと妻の申告書の雑所得に入れています。

その他省略


3.平成31年度に向けて
今年は残業が既に多く発生しており、給与所得は増加すると思います。
不動産所得はゼロを見込んでいます。
土地にかかる支払利子については、不動産所得の金額が限度となるため、この悪法のせいで2年目以降の節税効果はまったくありません(法人税法ではとっくに廃止されてるのに理不尽極まりない)。
せこせこ不動産書籍等の領収証なんかを集めたところで意味がないのです。
雑所得はmaneoの件があったことから徐々に撤退を始めており、減少を見込んでいます。
やはり上場企業系以外の零細企業は非常に危険ですね。
結局来年度は、確定申告はするものの追加納付も還付もほぼなしということになりそうです。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    僕も本日税務署に提出してきました。初めての青色申告でしたが最低限の確認程度で提出は出来ました。仕訳帳や固定資産台帳、その他諸々の帳簿と自分で作成した経費計算書(災害保険の月割計算とか)、大きな額の領収書コピーなどまとめて参考資料として一緒に提出しました。

    今年は建物分の不動産取得税があるので、不動産所得はまた結構なマイナスになるのではないかと思っています。
    1月からの家賃収入、返済、電気代の支払などはその都度仕訳するようにしたいと思います。会計ソフトはTATERUアプリ付属のMFクラウドを使っており、最初は訳分からなかったのですが、仕訳さえ出来れば別に難しいものではないですね。キャッシュフローなども分かるので今は便利だなーと思っています。

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    1. コメントありがとうございます。
      確定申告お疲れさまでした。
      私は今週の金曜日に提出にいく予定です。

      不動産取得税は本当に高いですよね。
      自分の場合はフルローンを組んでいて、控除しきれない土地にかかる支払利子がかなりあるため、不動産所得はゼロ未満にはなりそうもありません。
      クラウドの会計ソフトは、場所、媒体問わずいつでもアクセスできるので便利ですね。
      私も都度記帳するように心がけます!

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