2017年3月25日土曜日

「未来の働き方を考えよう」を読んでみた



セミリタイア後、どう働くか?考えるべく、標記の書籍を読んでみました。
共感した部分、印象に残った部分は以下のとおり。



・「死ぬまで一生働きたい派」と「一定期間働いたら、後は違う人生を送りたい派」はどこの世界にもいる(ex:若くして引退する役者もいれば、80歳を過ぎても舞台に立ち続ける役者もいる)
→まったくそのとおりで、芸能界やスポーツ界に限らず、すべての業界において普遍的に存在していると思っています。私はもちろん後者で、監査法人のパートナーになりたいとか、独立して大きい事務所に育てたいとか、そんな願望はまったくありません(笑)
さっさと脱社畜したい、平穏無事に暮らしたい、それだけです。

・ 政府や企業に決められたルール(1日8時間、週休2日、36協定など)を黙って受け入れるのではなく、主体的に働き方を選んでいくことが必要
→主体的に働き方を選ぶ。選べるのであれば、週4日7時間勤務、残業一切なし、という働き方を選びたいです。
ところが現実問題として、そんな求人があるのでしょうか?
次転職するときはエージェントにそういう条件で求人があるかどうか聞いてみたいと思います。
別に正規雇用にこだわりはないので。

・現在20代以下の人にとって、70歳定年はほぼ確定。
・本当に今と同じ働き方を70歳まで続けたいと思うか。現実的なのか。
→無理、不可能。60歳ですら考えられない。
長生きのためだけに働き続けるなんて、早死にしたほうがマシですね。

・ 最初から「職業人生は2回ある」という発想をすべき。20代~40代後半=前半戦、40後半以降=後半戦。(40半ばを目処に働き方を変える)
→公認会計士になったからといって監査法人や一般企業の経理など、会計マターの仕事で一生過ごさないといけない!という考えは捨てようと思いました。会計士がコンビニでレジ打ちしたっていいじゃありませんか。

・ 外を出るのを怖がっているのは一度も外に出たことのない人
→私は転職を2度していますが、確かに転職経験のない人ほど反対する傾向にありますね。
昔にくらべれば転職は珍しいことではなくなっています。
特に我々会計士業界では昨今の売り手市場の影響で転職ラッシュです。
これからは「外に出たことのない人」も間違いなく少なくなっていくでしょうね。

・収入さえ大きければアーリーリタイアできるのに、という考えは間違い。高額な税金、社会保険料、贅沢な支出。
→累進課税という不公平極まりない税制。
所得が多いとなぜか病気のリスクに関係なく保険料のあがる不合理な健康保険。制度の持続性に重要な疑義のある年金制度。
稼げば稼ぐほど理不尽なこれらの支出が嵩みます。ほんとにバカバカしい。

・早期引退の可能性を左右するのは収入ではなく支出マネジメント
→私の属する会計士業界は比較的給与水準が高いこともあり、私の周りは、毎日千円以上のランチを食べるような方ばかりです。
一方で、私は安いお弁当で済ませ、飲み物すら自宅から沸かしたお茶を持参しています。
これからも続けよう。

・稼ぐ力を身につけるには市場を意識することが重要。自分の給料の源泉は何なのか?
これはデカい組織にいればいるほど意識が低いように思います。
実は私もあまり考えたことがなく、プロジェクトが赤字になろうが、あまり危機感を抱いたりするようなことがありませんでした・・・。
でも稼ぐ力を身につけるためには、誰がお金を払ってくれるのか、どうすれば顧客ロイヤルティを高め、もっとお金を払ってくれるのか、常に意識をしないといけないですね。

・自分が心から手に入れたい人生を具体的に明らかにすべき。何がしたいのか?
→まぶしい陽光を浴びて自然に目が覚める。時計を見るとまだ7時。
ゆっくり新聞を読みながらモーニングコーヒーを嗜み、ランニングに出かける。
いい汗を流したあとはシャワーを浴び、早めの昼食をとる。
1時間ほど昼寝をした後は、クラシックを流しながらゆっくり夕方まで読書。
日が暮れてくる5時、夕飯の支度をはじめ、7時には夕飯。
その後は、テレビを観るもよし、ゲームをするもよし、自由にすごし、11時には就寝。
こんな生活が送りたいです(笑)

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